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Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド
リリース6.0
B25773-02
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AWTキャッシュ・グループのレプリケーション・エージェントの起動

ASYNCHRONOUS WRITETHROUGH(AWT)キャッシュ・グループを使用している場合は、レプリケーション・エージェントを起動する必要があります。

CREATE ASYNCHRONOUS WRITETHROUGH CACHE GROUP文によって、データ・ストアでOracleデータベースと通信できるレプリケーション・スキームが作成されます。このレプリケーション・スキームは、TimesTenによって完全に管理され、ユーザーが介入する必要はありません。このレプリケーション・スキームは、DROP CACHE GROUP文を使用してAWTキャッシュ・グループを削除すると削除されます。

-repStartオプションを指定してttAdminユーティリティを使用すると、コマンドラインからレプリケーション・エージェントを起動できます。

例3.27

AWTdsnデータ・ストアのレプリケーション・エージェントを起動します。

ttAdmin -repStart AWTdsn

ttRepStartプロシージャを使用すると、プログラムからレプリケーション・エージェントを起動できます。

例3.28

キャッシュ管理ユーザーIDがtestuser、パスワードがmypassのユーザーは、次のタスクを実行できます。

sprintf( stmt, "CALL ttCacheUidPwdSet('testuser','mypass')");
       rc = SQLAllocStmt( hdbc, &hstmt );
       rc = SQLExecDirect( hstmt, (SQLCHAR *) stmt, SQL_NTS );
sprintf( stmt, "CALL ttCacheStart()" );
       rc = SQLAllocStmt( hdbc, &hstmt2 );
       rc = SQLExecDirect( hstmt2, (SQLCHAR *) stmt, SQL_NTS );
sprintf( stmt, "CALL ttRepStart()" );
       rc = SQLAllocStmt( hdbc, &hstmt3 );
       rc = SQLExecDirect( hstmt3, (SQLCHAR *) stmt, SQL_NTS );
注意: AWTキャッシュ・グループに対してCREATE ASYNCHRONOUS WRITETHROUGH CACHE GROUP文またはDROP CACHE GROUP文を実行する前に、レプリケーション・エージェントを停止します。停止には、ttAdmin -repStop DSNなどを使用できます。